検査・治療機器

主な検査機器

  • 屈折・角膜曲率半径・角膜形状解析・非接触型眼圧計
    (マルチファンクション・レフラクトメーター)

    近視、遠視、乱視度数の測定、角膜形状解析を行います。さらに非接触型眼圧測定も行えます。眼圧測定時の噴出エアーを従来の機種にくらべて70%減らすことにより、やや怖がりの方でも測定が可能になりました。

  • アイケアic200

    風がでる眼圧測定装置が苦手な方、顎台に顎がのせられない方やお子さんでも、点眼麻酔なしで痛みなく測定できる新しいタイプの手持ち眼圧計です。

  • 眼底カメラ付き光干渉波断層計(OCT)
    Retina Scan Duo2

    目の奥をCTのように輪切りに撮影する装置です。加齢性黄斑変性、糖尿病網膜症、緑内障の診断に大きな威力を発揮します。撮影は数秒で終わり、放射線を使うわけではないので、被ばくもありません。通常の眼底写真、眼底自発蛍光写真も撮れます。

  • 自動視野計

    緑内障の診断に必要不可欠な検査です。静的視野に加え、動的視野も測定可能であり、視覚障害の認定も行うことができます。

  • 眼軸長測定装置

    白内障手術の前に眼内レンズの度数を決めるために必要な装置です。レーザーで測定しますので、短時間で済み、患者さんの負担が格段に少なくなっています。白内障が非常に進行していると点眼麻酔が必要な従来の超音波による測定を行います。

  • 前眼部OCT(CASIA2)

    水晶体よりも前の部分の断層写真を撮る機器です。角膜、隅角、前房の解析が行え、白内障手術時の眼内レンズの決定に大いに役立ちます。また、閉塞隅角緑内障の診断にも威力を発揮します。

主な治療機器

  • 網膜光凝固装置(レーザー)

    糖尿病網膜症、網膜裂孔などの治療に用います。ピュアイエローレーザーと呼ばれ、従来のグリーンレーザーに比べ、少ないパワーで確実な治療効果が期待できます。また、マイクロパルスレーザーを使用でき、黄斑浮腫に対する閾値下光凝固や開放隅角緑内障に対するマイクロパルス・レーザートラベクロプラスティ(MLT)も行っています。

  • YAGレーザー

    後発白内障、閉塞隅角緑内障に対して用います。短時間で終わり、痛みもありません。

  • 手術用顕微鏡

    世界的なメーカーであるライカのものです。鮮明な画像が得られ、精度の高い手術に貢献します。

  • 白内障手術装置

    白内障手術関連機器に関して世界的なメーカーであるジョンソンエンドジョンソンのものです。前房の高い安定性と水晶体核の効率的な破砕・吸引を両立できます。

  • ワック

    目の緊張をほぐすことにより、眼精疲労や、仮性近視の治療効果が期待できます。

感染予防にも努めています

ウェルクリンテ

高い殺菌効果と安全性を両立したハイクロソフト水という消毒水を生成する装置です。アデノウィルス、ロタウィルスなどにも効果が認められています。県下での採用施設はまだ少ないですが、人体に無害で殺菌効果の高いとても優れた消毒水で、手洗いや院内の消毒に使うことによって、感染のリスクを減らすことができます。

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